『ホンマでっか!?TV』で注目されたビフィズス菌

内臓脂肪に関する最新研究と、知っておきたい「菌株」の違い

2026年7月29日放送のフジテレビ『ホンマでっか!?TV』で、内臓脂肪対策に関する食品の一つとして「ビフィズス菌」が紹介されました。

ビフィズス菌は、おなかの調子を整える善玉菌として広く知られています。近年では、腸内環境だけでなく、体のさまざまな健康機能との関係についても研究が進められています。

今回は、番組で紹介された内容をもとに、ビフィズス菌に関する研究と、商品を選ぶ際に知っておきたいポイントを解説します。

番組で紹介されたビフィズス菌の研究

番組では、内臓脂肪対策として、ビフィズス菌を含む食品を継続的に摂取した研究が紹介されました。

この研究では、BMIが高めの成人男女89名を対象に、次の2種類のビフィズス菌を含む食品を16週間摂取しています。

  • ビフィズス菌BB536:100億個
  • ビフィズス菌MCC1274:50億個

その結果、ビフィズス菌を含まない食品を摂取したグループと比較して、腹部総脂肪面積と内臓脂肪面積の減少が確認されました。

ビフィズス菌が、従来から知られている腸内環境への働きだけでなく、体脂肪に関わる分野でも研究されていることを示す興味深い結果です。

ただし、この結果は「ビフィズス菌を摂れば、誰でも痩せる」という意味ではありません。

研究で確認された結果は、使用された菌株、菌数、摂取期間、対象者など、一定の条件に基づくものです。日々の食事や運動、睡眠などの生活習慣も、健康的な体づくりには欠かせません。

「ビフィズス菌」は一つではありません

ビフィズス菌という言葉は、一つの菌だけを指しているわけではありません。

ビフィズス菌にはさまざまな種類があり、さらに同じ種類の中でも「菌株」によって特徴が異なります。

人間に置き換えると、「ビフィズス菌」が名字、「BB536」や「MCC1274」が一人ひとりを区別する名前のようなものです。

そのため、ビフィズス菌を使用した研究や商品の情報を見る際には、単に「ビフィズス菌配合」と書かれているかだけでなく、次の点を確認することが大切です。

  • どの菌株が使われているか
  • どのくらいの菌数が含まれているか
  • どのような研究が行われているか
  • 機能性表示食品の場合、どのような機能が届け出られているか

同じビフィズス菌であっても、すべての菌株が同じ働きを持つわけではありません。

ビフィズス菌BB536とは

ビフィズス菌BB536は、健康な乳児から発見された、ヒト由来のビフィズス菌です。

長年にわたって研究されている菌株で、生きて大腸まで届き、腸内環境を良好にする働きなどが報告されています。

株式会社バイオ製薬の機能性表示食品「ブロードビフィ」にも、ビフィズス菌BB536が配合されています。

ブロードビフィには、ビフィズス菌BB536について、腸内環境を良好にし、便秘気味の方の便通を改善する機能が報告されています。

ビフィズス菌MCC1274とは

ビフィズス菌MCC1274は、正式には「Bifidobacterium breve MCC1274」と呼ばれるビフィズス菌です。

近年、認知機能に関する研究が進められており、株式会社バイオ製薬の機能性表示食品「キオクビフィ」にも配合されています。

キオクビフィには、ビフィズス菌MCC1274について、加齢に伴い低下する認知機能の一部である記憶力と空間認識力を維持する機能が報告されています。

腸内環境を整えるために大切なこと

ビフィズス菌を健康管理に取り入れる場合、短期間だけ大量に摂るのではなく、毎日の生活の中で継続することが重要です。

また、ビフィズス菌を摂ることだけでなく、ビフィズス菌の栄養源となる食物繊維やオリゴ糖を含む食品を意識して摂ることも、健やかな腸内環境を保つうえで大切です。

野菜、豆類、海藻類、きのこ類、果物、穀類などを組み合わせ、偏りの少ない食生活を心がけましょう。

ビフィズス菌研究は「腸」から全身へ

今回の番組で紹介された研究は、ビフィズス菌の可能性が、従来の「おなかの調子」という分野から、体脂肪や全身の健康へと広がっていることを示す一例です。

一方で、ビフィズス菌の働きは菌株ごとに異なります。

健康食品を選ぶ際は、話題性だけで判断するのではなく、使用されている菌株や研究内容、機能性表示食品の届出内容を確認することが大切です。

株式会社バイオ製薬は、これからもビフィズス菌に関する研究や新しい情報を分かりやすくお伝えし、皆さまの健康的な毎日をサポートしてまいります。


関連商品

ブロードビフィ

ビフィズス菌BB536を配合した機能性表示食品です。

本品にはビフィズス菌BB536が含まれます。ビフィズス菌BB536には、腸内環境を良好にし、便秘気味の方の便通を改善する機能が報告されています。

キオクビフィ

ビフィズス菌MCC1274を1包当たり200億個配合した機能性表示食品です。

ビフィズス菌MCC1274には、加齢に伴い低下する認知機能の一部である記憶力と空間認識力を維持する機能が報告されています。


※本記事は、テレビ番組および公開されている研究情報をもとに、ビフィズス菌に関する一般的な情報を紹介するものです。

※番組で紹介された研究結果は、特定の菌株、菌数、対象者および試験条件によるものです。すべてのビフィズス菌や商品に同様の機能があることを示すものではありません。

※本記事は、特定の疾病の診断、治療または予防を目的とするものではありません。

※食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを心がけてください。

【参考情報】

・フジテレビ『ホンマでっか!?TV』2026年7月29日放送
・Nutrients. 2024;16(6):815
・森永乳業株式会社「ビフィズス菌BB536・MCC1274に関する研究情報」